通っている学生や教員の身を守るためにも、学校の備蓄は必要不可欠と言えます。学校は災害避難場所にも指定されているところがほとんどで、地域とのつながりについてもしっかりと考えておかなければなりません。災害発生時に帰宅が可能となる教職員については正確な災害情報を収集して、災害発生時刻なども考慮したうえで帰宅もしくは残留させることになります。日ごろから災害時の帰宅困難者の割合を把握したうえで、必要最低限のものを準備する必要があるでしょう。災害が発生した場合には災害対策本部要員は学校に残って、被害状況を把握する必要があります。災害が発生した場合の優先順位は、常に人命救助となります。
具体的に必要となる防災グッズについては、教職員が安全に自宅まで帰宅できるための最低限のセットが帰宅支援セットです。主にヘルメットや防水ライト、防塵マスクや簡易トイレ、非常食や保存水、ホイッスルなどが必要です。在学中や勤務中に帰宅が困難となった場合には、残留者用の備蓄品が必要となります。発電機やトランシーバー、ラジオ、ワンタッチテント、毛布や非常食、保存水などがあげられます。
災害時に電気が使えない可能性もあり、発電機があれば明かりとしても使うことができ、情報収集や暖房、炊き出しなど様々なことが可能となります。災害時の非常用通信手段としてはトランシーバーが一番有効といえるでしょう。非常時には固定電話も携帯電話もつながらなくなることがあるので一つは用意しておきたいところです。プロ仕様の救助工具セットも一つあればきっと役に立ちます。多機能ラジオは、電気が使えなかったとしても、ラジオやサイレン、ライトや形態の重電などが可能となります。長期金を保持可能な蓄電器、乾電池なども使うことができるでしょう。そのほかにも避難所に必要となる大型テントやけが人の運搬に二つ折り単価は、施設内や近隣の被害情報の収集のために自転車なども準備しておきたいところです。防災教育として日頃から防災意識を高めておく必要があるでしょう。