公益社団法人日本フィランソロピー協会冊子にGPC活動が紹介されました。
日本フィランソロピー協会の東日本大震災関連の貢献活動事例を集めたデータ集「被災地青少年支援企業実例集」に「ガラスパワーキャンペーン 東北寄贈プロジェクト」が紹介されました。
旭硝子は協会の会員ではありませんが、企業が社会貢献として取り組む多くの支援の中から「特色のある活動」として自然災害対策合わせガラスの被災地への寄贈が取り上げられたことはとても嬉しいことです。
今後ともガラスパワーキャンペーンを通じて、ガラスの果たす「安全・安心・エコ」の役割ご案内に尽力して参ります。
公益社団法人日本フィランソロピー協会とは
第27回AGC studioデザインフォーラムに協賛しました!
2月23日(土)AGC studioデザインフォーラム 陸前高田発 明日へ ~暮らしの再建・地域の再生~が行われました。
このフォーラムは、NHK解説委員室副委員長・城本勝氏と共に、岩手県陸前高田市に暮らす方々が、「今、何を考え、何を目指して、歩みはじめているのか」についてお話しいただき、明日へと向かう“今”について、直接生のお話を東京で聴くというもので、昨年に続き、改めて被災地の今と今後を考える機会となりました。
■講演内容 要約
武蔵和敏氏(住まいの再建を考える会代表)
復興住宅は『最低限』では無く、時とともに成長(増設)する『最小住宅』の提案。
我慢するのではなく、小さいながらも震災前の普通を。
そして色んな支援、優遇があるが、何をどの様に利用すればいいのか判らない人ばかりなので、アドバイザーが必要。
また、復興事業は需要が中期山型曲線となるので地元工務店が従業員を増やし維持する事は難しい。
大手ハウスメーカーの下請けとなるのでは無く、地元工務店に対し人材支援を行い、10年後、20年後の改修需要を取り込めるような仕組み作りをしている。
高橋和良氏(バンザイファクトリー株式会社代表取締役)
震災後に現地へ移住、起業。地元の方を採用。「星影のパスタ」を完成させる。
物産展などに積極的に出店。その際従業員の方の支援として何かをしてもらった事に対して「ありがとう」は沢山言ってきたが、商品を売り、「美味しい」と言われた事に対しての「ありがとう」は全然違う。
もっと良い商品を作りたい。との声を聞き、働く喜び、やりがいの大事さを再認識した。
伊藤雅人氏(陸前高田市復興サポートステーション所長)
遊ぶ場所、勉強する場所を失った子供たちの支援している。
子供支援のNPO団体は沢山あるが、支援地域に偏りがあったのでNPO団体同士の横展開を始めた。
ボランティアメンバーは毎回違う人が来るので、支援者団体(大学等)と地区を結びつける事で子供たちに判りやすい様にしている。(A大学はa町を担当しユニフォームはピンクとするなど)
この頃は各々地域で毎年行っていた地元伝統文化の発表場所を求める声も多い。
行政に頼るのでは無く、自らが動き行政を巻き込む活動に取り組む、熱い思いを聴かせて頂きました。
後日アップされますAGC studio WEB デザインフォーラムレポートを是非ご一読下さい。
また最後にガラス破壊実験を行い、ガラスの多機能性を知らなかった。もっと周知して欲しいとお声を頂きました。
参加頂いた皆さん、どうもありがとうございました。
東日本大震災後の今について考える第27回AGC studioデザインフォーラムを開催します!
東日本大震災から2年、その復興はまだこれからで穏やかな道とはいえません。しかし「暮らしの再建・地域の再生」に向けて、住民ひとり一人が自ら行動し、歩み始めています。そして、外からの支援のあり方も変わるべき時期にきています。
本フォーラムは、昨年2月に引き続き、岩手県陸前高田市に暮らす方々が、「今、何を考え、何を目指して、歩みはじめているのか」この地の最大の魅力である”地域の力(人と人のつながり)”を確かな原動力にしながら、明日へと向かういまをお話いただき、NHK解説委員室副委員長・城本勝氏と共に、地域の力を活かした「地域の明日へ」の方向を考えていきます。
■日 時:2013年2月23日(土) 14:00~16:00(13:30~受付)
■開催場所:AGC studio 2階会議室
■コーディネーター:城本 勝氏(NHK 解説委員室 副委員長)
■講演者・演題:
高橋和良氏(バンザイファクトリー株式会社代表取締役)
「新たな食・職を創る」
武蔵和敏氏(住まいの再建を考える会〈陸前高田要谷・福伏地区〉代表)
「暮らしとすまいを再生する」
伊藤雅人氏(陸前高田市復興サポートステーション所長)
「子供たちの明日を目指して」
■定 員:70名(事前申込制、申し込み状況により定員が変わる場合もあります)
■参加費:無料
■申し込み:AGC studio WEB・イベントページへ≫