
陸前高田市、山田町、大槌町への寄贈が終了!岩手県3箇所への「地震台風対策用合わせガラス」の寄贈が終了しました。1月27日(金)、岩手県東京事務所所長 鈴木健夫様と、企業立地観光部下川知佳様がご来社くださり感謝状をいただきました。ガラスパワーキャンペーンからは、寄贈目録をお渡ししました。
この度の岩手県への寄贈は、陸前高田市小友保育所、山田町立山田北小学校体育館、大槌町城山公園体育館の3箇所です。どの施設も地域の大切な避難場所となっていて、今後も、小さなお子さんをはじめ地域の多くの皆さんが、いざという時、身を守るために利用する施設です。合わせガラスは自動車のフロントガラスにも用いられ、ガラスが割れても安全を確保する構造が地域の避難場所には最適です。私たちは、今後復興する新たな町をはじめ日本全国の多くの地域において、安全な避難場所を一箇所でも増やし、ガラスで怪我をする人を一人でも減らすために、今後も活動を続けています。
なお、2月に岩手県の3施設を訪問し、記念の盾をお渡しする予定です。後日、当サイトでご報告します。
目録を贈呈しました。右:岩手県東京事務所所長 鈴木健夫様、左:ガラスパワーキャンペーン事務局長 花澤晴由。
記念撮影です!(中央右)目録をお持ちの岩手県東京事務所所長鈴木様、(その右隣)下川様、(中央左)感謝状と事務局長花澤、(その左隣)旭硝子CSR室荒木、(両端)事務局右:武内、左:野田。(02月01日 掲載)
気仙沼市教育委員会で寄贈式、松岩中学校で記念の盾を贈呈12月26日に、気仙沼市で寄贈式が行われ、気仙沼市立松岩中学校では記念の盾をお渡ししました。
気仙沼市教育委員会 白幡勝美教育長からは、「これから教育環境をいかに整えるかを考えた時に、やはり“安全と安心”が最も欲しかった。だから今回の合わせガラスの贈りものは、支援をいただく中でも一番うれしいものの1つです。これで、体育館の安全性が飛躍的に高まりました。生徒も喜びます。今後、安全な体育館を最大限に生かしていきたいと思います。」というメッセージを頂きました。
また松岩中学校では、榧木(かやき)喜一校長先生から、震災当日を振り返ってガラスの怖さをお伝えいただきました。
以下、榧木校長先生のお話を紹介します。
3月11日は卒業式の前日で、校内のほとんどの生徒が体育館の中で翌日の式の準備をしていました。
その時に地震が起こり、大きな揺れの中で、体育館のガラスが次々に割れていったのです。破片が降り落ちてくる中、そこにいた多くの生徒たちがパニックになり、体育館にはいられない状況になったので外に出るよう誘導しました。結局、数名の生徒と先生がガラスの破片で怪我をしてしまい、血を流しました。
地震にあった当日は、体育館が避難所として機能しなかったので、生徒や、避難してこられた地域の皆さんには自家用車や通学バスの中で過ごしてもらうことにしました。雪が降って、風が吹くとても寒い日だったので、ガソリンがなくなる心配があるなか、一晩中エンジンを切ったり入れたりする音が聞こえていました。指定避難所であるはずの体育館に避難させてあげられませんでした。
今回、合わせガラスになったことで、今度こそ、災害が起こった時に避難所として機能を果たせる体育館になりました。もうすでに、親御さんや子ども達に、安全なガラスになったことを伝えて安心してもらっています。
校長先生のこのお話を、胸がはりさける思いでお聞きしました。地震があった時、体育館のガラスさえ割れていなかったら、血を流すこともなく、雪や風をしのいで体育館に身を寄せることができたはずです。避難所や学校施設が必要とされる機能にはさまざまな要素がありますが、やはり、第一には、生徒たちや地域の皆さんの命と安全を守るべきだと改めて思います。
私たちはこれからも、復興に協力をし、そして、全国の避難所の窓に、地震や台風時に安心な合わせガラスを普及していく活動を続けていきます。
校章を描いた記念の盾をお渡ししました。左:松岩中学校榧木喜一校長先生
地震になぜ強いのか、なぜガラスなのに飛散しにくいのか等の説明を、熱心に聞いてくださる松岩中学校の先生方。
震災時にガラスが割れ落ちたという体育館(ブルーシート部分は剥がれてしまった壁)。子どもたちの命と安全を守る避難所は、安全でなければいけません。
気仙沼市教育委員会での寄贈式の様子 左:松岩中学校榧木喜一校長先生、左から2番目:気仙沼市教育委員会白幡勝美教育長(01月06日 掲載)